日本の水を取り巻く現状 あらえびす活動の背景

日本の水道民営化・水源の買い占め


地球上でもめずらしく、豊かで汲みやすい「伏流水」の水源を沢山もつ日本ですが、今、日本の私有林や水源地は多国籍企業に買い占められている現状があります。


多国籍企業が日本の土地を買うということは、その土地が治外法権になるということ。
多国籍企業の手に渡れば、私たち日本人は豊かな水資源を含めた自然を自らの手で守っていくことができません。
また、香川県を筆頭に次々と水道事業は民営化しており、大阪や仙台など全国でも、
今後民営化していく流れとなってしまいました。

 
実際にボリビアやフィリピンで起きた例では、 今の日本と同じように多国籍企業に水道事業が外国資本に買い取られ、「貧乏人は水を飲むな」という世界が現実となってしまいました。
このままでは私たちは日本にいながら、
日本で湧き出る豊かな水資源の恩恵を受けることができなくなります。

ミネラルウォーター産業の実態


市場のミネラルウォーターの企業は、ほとんどが水源に大きな工場を建て、機械を使って水を吸い上げる方法を取っています。
大量の水を無理やり吸い上げることで、水源を枯らし、地面が沈んだり、土砂崩れが起きたり、

また、山から海に栄養を届けられなくなり、生態系を破壊します。
山も海もダメにしてしまうどころか、雨や雪を降らせる雲の流れまで変えてしまうため、
気候による災害までもを引き起こす可能性を含んでいます。

また、今の日本の法律では、機械を通さない水(生きたままの状態の水)を売ることはできないため、
濾過・煮沸消毒し、防腐剤や科学的なミネラルを添加した水しか 販売することができないのが現状です。

 

機械を使った汲み上げの方法では水のミネラルが失われてしまう他、海外では常識となっている環境ホルモン物質(ペットボトルのプラスチック粒子)が、ペットボトルのミネラルウォーターにはほぼ全て混入しています。

日本の水道水の現状


日本のインフラは他国よりも優れているとも言われていますが、水道管の老朽化や、水道水の塩素消毒、放射能汚染された地下水など、残念ながら懸念せざる得ないことは多々あります。

あらえびすとは? ーあらえびすの活動と目的ー

水の新しい流通システムの提案


日本では私有林の山に多くの水源があり、自然破壊を含めた様々な問題を抱えるボトルウォーター産業や水道事業に頼らずとも、安全な水を活用できるシステムを、わたしたち一人ひとりの手で創ることが可能です。

そのシステムを構築するために、あらえびすは山形の拠点にある水源地から、自然に負荷のかからない「手汲み」で伏流水を届ける活動をしています。その活動自体が水源地を守ることになります。

人と自然が永続的に共存するためには、もともと身近にある豊かな水資源を、
地域ごとにそこに住む人々で活用していくことが重要だとあらえびすは考えています。
それが当たり前になるように活動しているあらえびすでは、
現在、全国27か所(鈴鹿、福島、香川など)の水源を預かっています。

自然破壊を防ぐ・いのちを守る


伏流水は、自然に負荷のかからない「手汲み」でお届けします。
使用するボトルも、人体・環境に影響のない「ポリカーボネイト」を使用。
おかわり方式で同じボトルが行き来するので、ゴミも出しません。

 

 

多国籍企業国家システムの外へ


あらえびすでは、水源と山を守りながら、国に頼らずとも自立できる新しいカタチの、民間福祉や教育の場・流通のネットワーク・経済の仕組みを、伏流水サポーターと共に実現してくことを目指しています。

水資源を取り巻く情勢は危機的です。
多国籍企業の参入や自然破壊を防ぐため、日本中の仲間が想いで繋がり、
1つの水源の恩恵を受けながら共に守ってゆく。

あらえびす伏流水サポーターと共に創る「いのちのもり響命プロジェクト」とは、日本の水源を含めた自然と未来を守る活動です。